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定例会
- 今月の定例会は次の通り総合福祉センター5F集会室で開催です
- 昼間部・・・水曜日(4,11,18,25)10:00〜12:00
- 夜間部・・・火曜日(3,10,17,24)18:30〜20:30
サマーショートボランティア体験
- 【日程】
- 令和6年8月22日(木)10:00~12:00
- 【場所】
- 熱海市総合福祉センター5F集会室
- 【概要】
- 昨年に引き続き、「サマーショートボランティア体験」を実施しました。
- 昨年度は、コロナの影響か、参加者3人にとどまりましたが、今年は手話に興味のある15名の市内中学1年生から3年生までの参加者でにぎわいました。
- 熱海市社会福祉協議会が示しているサマーショートボランティアの目的は、「市内中高生を対象に、夏休み期間を利用し、地域にある社会福祉施設などでの体験学習を通して思いやりの心や福祉に対する理解を深め、ひとりひとりが地域社会の担い手としての自覚を持ち、また社会連帯を高めることを目的とする。」となっています。
- 【内容】
- ≪前半≫
- 1.「挨拶」手話で一番大事な「挨拶」について学びました。
- 2.「名前」自分の名前が手話で表せるように表現しました。
- 3.「家族」自分の家族の人数と家族構成について手話で表現しました。
- ≪後半≫
- 4.「成果発表」前半で学んだことを聾者や難聴者に実際に手話で表現しました。
- 5.「伝言ゲーム」手話を使わないで口の形だけで伝言するゲームを行いました。
- 【参加者の感想】
- Aさん:いろいろな手話を覚えられて、将来耳が聞こえない人に使ってしゃべってみたいです。最後のゲームがすごく楽しかったです。自分の名前の手話だけでも覚えていたいです。
- Bさん:表現力を顔や動きで表すのが難しかったし、大変さを知りました。友達や家族に習ったことを活かし、教えてあげたいです。手話のゲームとかおもしろかったので、今回やったゲームで友達と一緒に遊びたいと思いました。楽しかったです。
- Cさん:分からない手話とかわかりづらい、覚えづらい手話を分かりやすく教えてくださってとても楽しかった。もっとほかの手話も学びたいと思いました。こういう機会が、はじめてだったので不安だったけど、手話も人とも深められてとてもよかったです。また、皆さんと会って、手話で会話したいです。
- Dさん:たくさんの手話を教えてもらえて、日常でも使ってみようという気持ちになれた。ゲームもとても楽しかったです。実際に耳が聞こえない人に会い、その人に自分の手話で話しかけるという特別な体験ができ嬉しかった。
- (一部抜粋)
- という嬉しい感想をみなさんからいただきました。
- 【評価】
- みんな手話を覚えるのが早く、また、実際に聾者に伝えることが出来た喜びを感じているようですね。
- 全員が、実際の聾者、難聴者に関わるのは初めて、という子どもたちで、最初は緊張した面持ちでしたが、だんだんと笑顔も見られるようになって来ました。休み時間も練習し、成果発表では、聾者に褒められ嬉しそうでした。
- 残りの時間でやった「伝言ゲーム」は、手話やジェスチャーを使わずに、口の形だけで伝言する、というゲームをみんなでやりました。口の形だけでは読み取りにくく、手話がより効率的に伝わる表現方法であることにゲームを通して気が付いたのではないでしょうか。「伝える」「伝わる」表現について改めて学べたのではないかと思いました。
- 今回のサマーショートボランティア体験で、聾者や難聴者を中心にいでゆの会の会員とも楽しく有意義な交流ができたのではないかと感じました。