熱海市内の福祉施設など(高齢者施設、学童保育、保育園)で、中学生がボランティアに取り組む「サマーショートボランティア」が8月1日から始まりました。(市社会福祉協議会主催)
思いやりの心を育み、福祉に対する理解を深めてもらうことを目的とする取り組みで、20日まで約120人が21カ所の施設・団体で活動する予定です。
私たち、熱海市手話サークルいでゆの会は8日に開催し聞こえないメンバーを中心に中学生との交流を楽しみました。
以下、当日のプログラムと、参加したメンバーのレポートを記します。
★プログラム<10:00~14:30>
1 「聴覚障害者の生活」を学ぶ(DVD視聴)
2 「聞こえないことを体験してみよう!」
・音声を使わないで聞こえない人に気持ちを伝える工夫、体験
3 「ミニ手話教室」
・聞こえない人のコミュニケーション方法~指文字・簡単な挨拶の手話
・自己紹介をしてみよう!~<名前・学校・住所の手話表現>
======= 昼 食 (教室で皆でお弁当)======
4 手話歌<四季の歌>を学ぶ
5 身振りで伝えよう!伝言ゲームなど
6 質問コーナー 以上
★サマーショートボランティアに参加して ( Ē Ī )
8月8日、いでゆの会恒例の「サマーショートボランティア」が行われました。台風の心配もありましたが、20名の中学生を迎え午前と午後、無事に決行できました。
冒頭の質問「手話を知ってますか、見たことありますか?」には・・・
〇手話を知っている⇒数名
〇実際に街で手話の会話を見たことがある⇒1,2名
〇テレビで見たことがある⇒数名
との回答で、半数以上の生徒が手話を知っての参加のようでした。
最近はテレビでも「みんなの手話」「ろう・難聴を生きる」「ワンポイント手話」・・普及度も高まってきています。
午前中の「ミニ手話教室」では、自己紹介、自分の名前、挨拶などができていて感心しました。そして、手話が視覚言語であることも理解していることに驚きました。
手話は日本の言語。学校でも外国語を学ぶように部活、校外学習・・で学ぶチャンスが多くなって欲しいと思います。
午前中は真剣に学び、午後は楽しそうにゲームをしている姿、ほほえましく感じました。