第44回総会が開催されました

令和3年4月20日(火)18時30分より熱海市総合福祉センター3階大広間において、第44回熱海手話サークルいでゆの会定期総会が開催された。

冒頭に会長から挨拶があり、水泳のオリンピック代表選考会における池江選手の活躍に触れた後、2025年デフリンピックを日本に招致する構想があり、それが決まれば運営ボランティアの募集が始まるので、ウィズコロナの時代、新しい生活様式の元、デフリンピック成功の為に私たちは何が出来るかを考えて行動して行きたいと述べ、石田さんが議長となって議事に移った。

予定された議案は賛成多数で全て承認され、その他の議案では楽しい手話サークル活動を進めるために活発な意見が交換された。最後に周辺のサークルよりも割高な会費を安くして欲しいとの要望があり、来年の総会で減額案を審議する事となった。

今年の総会は、昨年度手話通訳者試験に合格した山田さんと中村さんが手話通訳を務めてスムースな意思疎通ができ、今後の活躍が期待されている。

 

県サ連交流会が三島で開かれました

3月21日(日)三島市民文化会館で県内各地から約40名の方が参加して県サ連交流会が開かれました。

当日は生憎の雨天で、当初予定されていた三島市内のウォーキングは取りやめて、室内での交流会となりました。

開会式の後、8グループに別れてお互いに自己紹介、紙コップタワーや回転しりとり21というゲームで、グループの勝利を目指して真剣な眼差しで取り組み、交流を深めました。

東サ連講演会が開催されました

東サ連の講演会が3月14日(日)裾野市福祉保健会館で20名余りの人が参加して開催されました。

講師はデフアスリートの高橋渚選手。

講演は幼少期の手話との出会いから始まり、大学で槍投げの選手となり、2012年聾者の世界選手権大会で金メダルを獲得し、2024年日本で開催を目指しているデフリンピックでメダル獲得を目指すなど、今後の活躍が期待されている方です。

一般会社に就職した当初は、フルタイム勤務の後に練習する日々でしたが、デフアスリートの育成に理解のある会社に転職してからは、充実した練習ができるようになったとのことです。

最後に、身近に聾の子どもがいればできるだけ早く手話を教えてあげて下さいとお願いされました。

質疑の時間には、聾のご主人との出会い当初はお互いに印象が悪く怖かったというエピソードや出産後の復帰までの苦労、槍投げの競技方法などをお話しされました。

参加者の中には、デフリンピックのバスケットボール種目のメダリストや聾者の世界選手権大会柔道種目の出場予定選手など、東部地区には聾のスポーツ選手層が厚いことが窺われました。